ランチ前編

「いらっしゃいませー」
「すいません、予約してた依藤ですけど」
「個室ご予約の依藤様ですね。ご来店ありがとうございます。ではご案内いたします。」
「良い雰囲気のお店だー♪」
「ありがとうございます。お部屋はこちらになります。ごゆっくりどうぞ。」
「あれ?ナオ君、メニューはー?」
「もう決めて、頼んであるよ。大丈夫、戀ちゃんが頼むだろうもの頼んであるから、予約時にね。」
「ほぇー!さすがナオ君!」
「失礼します。ボンゴレビアンコとペペロンチーノと白ワインをお持ちしました。こちらの白ワインは当店を予約頂くとき、店側で選んでくれとのことだったので、こちらで勝手ながら選ばせていただきました。」
「ありがとう、店員さん。じゃあ、戀ちゃん頂こうか?」
「いっただきまーす♪」